タオルは、使う糸の種類や太さ、織る密度、手法などが組み合わさって仕上がりが決まります。ウエノでは多種多様なタオル製品を作っていますが、「ホテルスタイルタオル」「オーガニックコットンタオル」「ガーゼタオル 」等々、素材についてはそれぞれの商品で使用する糸を変えています。
そんななか、「この糸を使ってタオルを作りたい」と素材ありきで開発された商品があります。「泉州美人」―――独自で立ち上げたブランドで、ウエノのネット販売品の中では一番のハイクラス商品です。
雲母、鴇、柳、青磁、青藍、利休鼠と、和テイストのカラー6色を揃え、5年前に発売しました。泉州タオルは実用品としてのイメージが強いものの、初のブランド品完成に贈答用になる高級タオルの販路も広げられると証明でき、会社としても大いに盛り上がりました。
使っているのは、長年お付き合いのある紡績会社の特別な糸。
糸は、強度を増したり丈夫にしたりするため一般に“撚る”作業を経て作られます。しかし、この商品の糸の撚り方は特殊です。元々撚りが入っている綿糸と水溶性の糸を合わせて逆方向に撚りをかけ、織り上げた後、水溶性の糸は熱湯に浸して溶かします。すると、反動から綿糸は膨張。たっぷり空気を含んだ糸になって、ボリュームがあるのに軽い、洗濯してもふっくらした風合いが持続する、驚くほど吸水性がいいなど、「泉州美人」ならではの特長を生み出しました。また、優れた速乾性や毛羽落ちの少なさなど扱いやすいところも際立つポイントです。
ご購入いただいたお客様からは、「使うのが1日のご褒美にもなります」「いただいたバスタオルが気持ちよすぎて、自分でも購入してしまいました」「開けた瞬間からふわっふわで幸せな気持ちになります」などの感想をいただいています。
良質なタオルは、心に癒やしをもたらします。私も自分をねぎらう“ご褒美タオル”として、週末だけ「泉州美人」のバスタオルを使うことにしています。格別な肌触りはそれだけの価値があります。ちょっと特別な気分を味わいたい日用のタオル。贅沢な1枚をご自分のために持っておいてはいかがでしょう。
今回ご紹介の「泉州美人」のタオル
気持ち良さが一番実感できるバスタオル2枚セット
https://www.towel-kobo.jp/c/0000000132/0000000134/sb-bath-2set
吸水性が抜群なので、バスタオル代りになるビッグフェイスタオル
https://www.towel-kobo.jp/c/0000000132/0000000133/sb-bigface
朝、顔を拭くと、その日1日が気持ちよく始められるフェイスタオル
https://www.towel-kobo.jp/c/0000000132/0000000133/sb-face
気持ち良さをハンカチにもこだわる人へ
https://www.towel-kobo.jp/c/0000000132/sb-hk/sb-hankachi
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